ディアボロス[魔力解放]編成のメリット・デメリット

メリットデメリット 神姫プロジェクト

ディアボロス[魔力解放](通称・ディアおじ)のメリット・デメリットを紹介します。

今では100幻(属性攻撃100%幻獣)も課金すれば手に入れられる時代。あえてディアボロス[魔力解放]を採ろうかと人は少ないかもしれません。

でも、すでに採っちゃったという人、ガチャから出たけどどう使っていいのかわからない人のために。

ちなみになぜ「ディアおじ」というのかは諸説あります。
語尾が「~なのじゃ」と爺さんみたいな話し方をするから「ディアおじ」。「ロリおじ属性」ですな。と思っておりました。

ところが。

「ディアボロスおじょうさま」だから「ディアおじ」という説をネットで拝見。ファンならそういいたくなるのも分かります。

まあどちらでもいいでしょう。

ディアおじ編成(おじパ)の特徴

ディアボロス魔力解放には他の幻獣と大きく違う特徴があります。

属性を3つそろえないと幻獣効果が発揮しない

 属性は揃えるのが定石とされる神姫であえて属性をバラけさせるという。リスキーな選択が求められナス。そのため敬遠する人も多いのは確かですよね。パーティーのメンバーが脱落して属性が2つや1つになってしまうと幻獣効果がゼロ。

つまり。幻獣効果がないのと同じになります。

幻獣効果は特殊攻撃力アップ

・幻獣効果は特殊攻撃力100%アップ(完凸で120%)、HP20%アップという破格の効果が付きます。

 幻獣効果は属性攻撃力やキャラ攻撃力が多いです。特殊攻撃は珍しい。今のところ幻獣効果で特殊攻撃力をあげるものはいないと思います。キャラ攻撃力(アサルト)や属性攻撃力とは別枠になります。

おおまかな攻撃力は次の公式で計算されているようです。

攻撃力=(キャラ攻撃力)✕(属性攻撃力)✕(特殊攻撃力)

実際には他にも変数があるので複雑な計算になってます。でもこの3つの攻撃力が掛け算になってるのは間違いないようです。

特殊攻撃力アップななぜ効果が高い?

今のところはヴィゴラスを伸ばす手段が少ないです。

キャラ攻撃力
アサルト・プライド・バフ効果(攻撃力アップ)・幻獣効果(イフリート、フェンリル、ヘカトンケイルや多くの幻獣)など。

属性攻撃力
弱点補正・英霊武器・バフ効果(属性攻撃アップ)・幻獣効果(ベリアル、ケルベロスなどの100幻、タケミカヅチ、サンダーバードなど)など。

特殊攻撃力
ヴィゴラス・旺盛・神姫の一部のアビ(クー・フーリン[神化覚醒]など)・アシスト(ヴァハグン)・幻獣効果(ディアボロス[魔力解放]、フルーレティ、ヤトノカミなど)など。

でも。

「掛け算なんだから同じ100%ならどれも同じじゃないか?」
と思うかもしれません。

ところが詳しく見ると違いが出てくるのです。

例えば
アサルト100%
弱点属性を攻撃(属性攻撃145%)
の場合をこの公式に当てはめてみましょう。

攻撃力=(キャラ攻撃力)✕(属性攻撃力)✕(特殊攻撃力)

公式上では%の数字は100で割りますので。
(キャラ攻撃力)(属性攻撃力)(特殊攻撃力)の初期値は1です。
1に攻撃力を加算します。

例1

アサルト100%
弱点属性を攻撃(145%)の場合。

幻獣効果なしの場合。
 攻撃力=(1+1)✕(1+0.45)✕(1)
    = 2✕1.45✕1
    =2.9

となります。

属性攻撃100%(イフリートなど)の場合
 攻撃力=1+1)✕(1+0.45+1)✕(1)
    =2✕2.45✕1
    =4.9

キャラ攻撃100%(存在しませんが比較のため)の場合
 攻撃力=(1+1+1)✕(1+0.45)✕(1)
    =3✕1.45✕1
    =4.35

特殊攻撃100%(ディアボロス[魔力解放])の場合
 攻撃力=(1+1)✕(1+0.45)✕(1+1
    =2✕1.45✕2
    =5.8

例2

アサルト150%
英霊武器(属性攻撃30%)
弱点属性を攻撃(属性攻撃145%)の場合。

幻獣効果なしの場合。
 攻撃力=(1+1.5)✕(1+0.45+0.3)✕(1)
    =2.5✕1.75✕1
    =4.375

となります。

属性攻撃100%(イフリートなど)の場合
 攻撃力=(1+1.5)✕(1+0.45+0.3+1)✕(1)
    =2.5✕2.75✕1
    =6.875

キャラ攻撃100%(存在しませんが比較のため)の場合
 攻撃力=(1+1.5+1)✕(1+0.45+0.3)✕(1)
    =3.5✕1.75✕1
    =6.125

特殊攻撃100%(ディアボロス[魔力解放])の場合
 攻撃力=(1+1.5)✕(1+0.45+0.3)✕(1+1
    =2.5✕1.75✕2
    =8.75

実際には他の要素もあるのでもっと複雑ですが。
乗算方式の場合、変数を均等に上げたほうがトータルでは大きい数字になります。

となって同じ100%アップなら特殊攻撃力アップの方が伸び率が大きいのです。

このしくみがディアおじ編成が手軽にダメージアップできる理由です。余談ですが旺盛やヴィゴラスの効果が大きく感じるのも同じ理由です。

というわけで、特殊攻撃力を伸ばせるディアボロス[魔力解放]は他の攻撃力アップの幻獣と比べても与えられるダメージが伸びやすいのです。

ディアおじ編成のメリット

火力が上がりやすい

上の公式でもわかるようにディアおじ編成は攻撃力を上げやすいです。3属性を入れなければいけないのでメイン属性は多くても3人です。サブ属性の2人にも幻獣効果の特殊攻撃アップは付きます。サブ属性には弱点補正とアサルトがつかないという欠点はありますが。もともと攻撃にあまり貢献しない回復役やデバフ役をサブ属性にして、アタッカー3人をメイン属性で揃えば全体的な火力をあげることができます。

神姫を揃えやすい

属性染めのパーティーだと、同じ属性で4人の神姫が必要です。

重課金者やプレイ期間の長いベテランは別ですが、初心者や中級者はSSR神姫がそろっていないことも多いです。

そうなるとせっかく100幻を手に入れても、SSR神姫が揃っていないので有効に活用できない。となることもあります。

でもおじパの場合はメイン属性は2人いればいいのです。あとの2人は別の属性でかまいません。というより同じ属性は4人も必要ありません。

とくに回復やバフ・デバフ役に有能な神姫がいたら属性ごとに使いまわしできます。その分そろえる神姫が少なくてすみます。

同じ属性で攻撃、回復・バフ・デバフ役を高いレベルで揃えるのは難しいです。

雷属性に有能な攻撃役がいるけど、回復役がいなくても、他の属性に回復役がいれば出張させることができます。

初級・中級者にとっては、数少ない手持ちの神姫を有効活用できるのがディアボロス[魔力解放]なのです。

ディアおじ編成のデメリット

サブ属性の火力が上がらない

メイン属性は大きく攻撃力が上がります。でも残りの2属性はアサルトと弱点補正が付きません。高いレベルで競い合うようになるとこの差が響いてきます。

特に減衰(ダメージの上限)まで到達する猛者になるほどこの差は大きいです。減衰を越えたところで戦っているトップランカーにディアボロス[魔力解放]使いがいないのはそのためです。

3属性揃えなければ効果が出ない

幻獣効果が出るのは3属性(以上)が揃っているときだけ。2属性や1属性では幻獣効果は発揮されません。つまり5人のうち1人が戦線離脱して残り2属性になると「幻獣効果ゼロ」になってしまいます。攻撃力は数分の1に激減してしまいます。

ただしこのデメリットは回避する編成の仕方があります。

初級・中級者には心強いのがディアボロス[魔力解放]

いかがでしたか?

ディアボロス[魔力解放]には手軽に火力が上げられる・少ない神姫でも編成できるというメリットがある反面。

サブ属性の火力が上がりにくい、3つの属性を揃えなければいけないというデメリットもあります。

トップクラスの上級者になればなるほど、火力不足に物足りなさがでるのは確かでしょう。

でも初級・中級プレイヤーにとってはそこまで到達できるのはまだまだ先の話です。何年かかるかわかりません。

逆にディアおじに物足りなさを感じるようならあなたはもう初級・中級者とはいえなくなります。上級者の仲間になったといえるでしょう。

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